ReadyBoostとは何か?
USBメモリやSDやCFなど外部接続のフラッシュメモリデバイスをシステムドライブのキャッシュとして使うVistaの機能。SuperFetch機能のデータを基に動いている。
参考:
ASCII.jp 「特別編 Vistaの知られざる機能を探る――USBメモリーでパフォーマンスが上がる!? “ReadyBoost”とは何か」
PC Watch 本田雅一の週刊モバイル通信 「遅いHDDにこそ“よく効く”Windows ReadyBoost」
PC Watch 「Windows Vistaの仕組みを学ぶ 【SuperFetch/ReadyBoost/ReadyDrive編】」
一見、システム高速化に使えそうだが、元々読み込みの早いSSDを使い、RAMを十分に積んだPCなら効果が薄く、デスクトップPCにしろノートPCにしろ便利な外部接続ストレージをPCに縛り、容量を割いてまでするのは無駄でしょ。
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今までEeePCに入れたTranscendのSSDではプチフリが気にならなかったが、メインPCのOCZで最近それらしく発生してきたので対策に乗り出してみる。
プチフリとは…
コントローラーにJMicron製のJMF601またはJMF602、NANDフラッシュにMLCチップを搭載したSSD(OCZ, Super Talent, Buffalo, Transcend, Silicon Power, CFD, 等)で読み込みと書き込みが同時に起こると、一瞬から長くて数分もフリーズしたようにレスポンスが悪くなる現象。
究極的にはSSDを読み込み専用になるくらいにシステムをチューニングすれば、プチフリしなくなるはず。
最近は、HDDのキャッシュメモリのように、メインメモリ領域に一時的に書き込みをキャッシュして、読み書きが同時にならないようにする画期的なプチフリ対策ソフトも出てきているが、現在使っているSSDには他にも理由があるので、なるべく書き込む作業はSSD以外のHDDやRAMへファイル書き込み領域を移動したい。
チューニングする理由 (現在OCZ 30GB利用)
- プチフリになるファイル書き込みを無くす。
- HDDに比べ容量単価がまだ高いSSDは容量が少ない。
- Vista Ultimate SP2 + Hotfix で20GBくらい既に食ってやがる。
- フラッシュメモリの性質上、書き換え可能回数に上限がある=寿命。
(4年くらい使えれば十分だけど精神衛生上…)
- キャッシュメモリ非搭載のSSDは書き込み耐性が低い=寿命が短い。
- キャッシュメモリ非搭載のSSDは空き領域の断片化により書き込み速度が低下する事がある。
(デフラグで解消する場合もあるようだが、書き換え可能回数が激しく消費されるソウルイーター)
- 経年劣化による記憶素子の劣化で速度が低下する。
- チューニングによるシステム軽量化などの二次的なメリットに期待。
上記を踏まえて、
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